プリセプター

プリセプターの関わり方が分からない。そんなあなたに大切なこと3選!

悩めるプリ姉さん

どう、プリ子と関わればいいのか、わからない‼️

プリセプターを任命されてから、プリセプティ(プリ子)が付きますね。

初めてのプリセプターなら、なおさら考えると思います。

プリ子とどう関わればいいのか、わからないと悩んでいるあなた!

以下の3つポイントで抑えると

プリ子との関わりが、怖くありませんよ!

3つのポイント

1、プリ子の看護師になろうとしたきっかけと、なりたい看護師像を知る!

2、プリ子の考えを確認する!

3、相談しやすい環境を作っていく!

私は、今、7年目の看護師です。

今回でプリ姉(プリセプター)3回目です。

3回、プリ姉を通して大切だなと思った事をお伝えしていきます。

【ポイント1】プリ子の看護師になろうとしたきっかけと、なりたい看護師像を知る!

プリセプターに任命されてから、どのようにプリ子と関わっていいのかわからなかったり、戸惑いがあると思います。

プリ子の看護師になろうとしたきっかけと、なりたい看護師像を知ることで、どのような看護を提供して行きたいか、目標の一致をする事ができます。

悩めるプリ姉さん

目標の一致が大切なのね‼︎でも、なんでかしら🤔

できるプリ姉さん

プリ姉が、プリ子の目標に近づけるように、関わっていくことを伝えるます。そうすると、プリ子は「プリ姉は自分の味方だっ!」と思って、相談しやすくなります。

今まで、私が出会ってきたプリ子や後輩の、看護師になろうとしたきっかけ、なりたい看護師像は、〔看護師に憧れたから、可愛い制服を着たいから、お金のため、親に言われたから、手に職を持ちたかったから、患者さんに頼りにされる看護師、優しい看護師、知識のある看護師〕と、いろいろありました。

ぜひ、あなたのプリの子なりたい看護師、きっかけを聞いてみてください。

もしかしたら、面白い理由があるかもしれません。

明日からやってみよう!

①プリ子が看護師になったきっかけを聞く
②プリ子がなりたい看護師像を聞く
③プリ子が目指す看護師としての目標を一致させる

【ポイント2】プリ子が失敗した時、プリ子の考えを確認する!

プリ子の考えはタイムリーに確認する

プリ子が、ヒヤリ・ハッと、インシデント、アクシデントや、何かしでかした時に

先輩ナース

「なんでそんなことしたの⁉︎」

「そんな事は普通しないでしょ⁉︎」

と思うとこがあると思います。

そこで、頭ごなしに、感情的に、指導しても

プリ子

怖かった。怒られた〜。責められた😣

プリ子には 「怒られた 」「責められた」などの、負の感情や記憶しか残りません。

できるプリ姉さん

それではせっかく指導したのに無駄になってしまいます。あなたの大切な体力、気力も無駄になってしまいます。そんなのは勿体ない‼️

なんで行動したのか、しようとしたのかを確認します。

できる限り、タイムリーに確認してください。

悩めるプリ姉さん

なんで、タイムリーに確認していくの?忙しし、後でいいじゃん。

できるプリ姉さん

お互いに忘れてしまう可能性があるからです(笑)いけない所はなぜいけないのか、具体的に伝えてください。そして、少しでもいいので、いい所は、どんどん伝えて下さい。無かったら無理に伝えなくていいです。

プリ子の人格否定を絶対にしない

ここで大切なことは、プリ子自身の人格否定は、しないでください。

なぜなら、パワーハラスメントや、モラルハラスメントになってしまうからです。

あくまでも、いけない行動や所について、どのようにしたら、もっと良くなるのかを意識しながら説明していってください。

そうする事で、プリ子の中で、ここはダメだったから、次からはこうすればいいんだという学びに繋がっていきます。

明日からやってみよう!

①プリ子が失敗した時に、タイムリーにプリ子の考えを確認する

②プリ子の人格否定をせず、どのように行動や、考えたらもっとよくなるのかを意識して指導しましょう

【ポイント3】相談しやすい環境を作っていく!

看護師として働いていると、自分の業務でいっぱいいっぱいで、後輩指導どころでは無いと思います。時間がない中、難しいことはできないですよね?

ひとことだけ相手に伝えれば良いのです。

それは……

できるプリ姉さん

大丈夫?

困ってることある?

そのひとことで、後輩が救われる事があります。プリ子やそれ以外の後輩に対して、上記の声かけをするだけでも違います!!

声をかけると……

プリ子

私の事を、気にかけてくれている!

このプリ姉は、私の事を気にかけてくれている

ということが伝わり、相談しやすい環境を作っていくことができます!

相談しやすい環境を作っていくことで、

できるプリ姉さん

未然にインシデントやアクシデントを防ぎ、より良い看護をチームで提供していくとこに繋がるのです!

悩めるプリ姉さん

ひとことの声かけかぁ……

それだったら、出来そうかも!

自分に余裕がある時は、「〇〇さんの状態は大丈夫?」や「手術室の申し送りで困っている事はない?」と、具体的に、声をかけていくと、プリ子自身で、悩んでいる事や、困っている事、心配している事を、よりピンポイントで、相談しやすくなります。

明日からやってみよう!

①忙しい時こそ、プリ子に「大丈夫?」「困っていることある?」と声をかけましょう

②プリ子が頑張っていることがあれば、少しでもいいので褒めていきましょう

まとめ

1、プリ子の看護師になろうとしたきっかけ、なりたい看護師像を知る!

2、プリ子の考えを確認する!

3、相談しやすい環境を作っていく!

私は、この3つのポイントを駆使して、プリ子と関わっていきました。最終的には、そのプリ子達は、今でも看護師を続けいます。

プリ子自身の努力があったからこそ、患者さんに寄り添って看護師を続けてくれていると、私は考えています。

直接プリ子ではない、1年目の後輩からも、プリ姉と慕ってくれた事もありました。

1人で悩まず、気軽に相談できる、環境を一緒に作っていきましょう!