プリセプター

インシデント!!プリ子との振り返り。5つのポイント!

プリ子が、インシデント・アクシデントを起こした時どう言葉をかけたらいいのか、次に同じ事を繰り返さないようにするにはどうすればいいのか分からなかったり、考えたりすると思います。

振り返りする時、5つのポイント!

1、タイムリーに振り返る

2、なんでインシデントやアクシデントに繋がったのか一緒に考える

3、プリ子が分からないことを言ってても、行動しても感情的に怒らない

4、次に活かすために、どのように考えて行動すればいいか認識の一致をする

5プリ子のいい所を伝える

具体例として、私が困ったプリ子と初めて、同じチームで一緒の夜勤になった話をしていきます。

課題が浮き彫りになる夜勤

※個人情報保護のため、以下は、フィクションも交えます。

プリ子に勤務前、プリ子の受け持ちの患者さんについて付け合せしたいか確認しました。プリ子から、付け合せをしたいと希望があったので、患者さんの夜間帯の大切なポイントを合わせていきました。

ある整形の患者で、創部感染を起こしてレナシスやデブリードマン(デブリ)を繰り返している患者さんがいました。その日は手術で全身麻酔で、デブリ+膝蓋骨を摘出する手術がありました。手術室入るまえ、輸血をしてから入室していきました。

患者は、看護師が経験豊富なのか、そうじゃないのか、看護師との関わりの中で察する人が多いです。私は事前に、その患者にプリ子と一緒に夜間帯見ていくことを説明しました。そうする事で、患者の不安も軽減できるかなと思ったからです。

夜勤帯で帰室となりました。予定通りの手術をおこないました。術中出血が350mlあったと手術室ナースより、申し送りがありました。プリ子と帰室した患者を観察していきました。ひと段落着いたため私は違う患者の対応をしていきました。

15分後、患者からナースコールがありました。

私が伺うと患者さんは「なんか胸が重苦しい」と話されました。ちょうどプリ子が、来たため状況を説明しました。血圧測定をして、結果70台でした。急ぎ、夜勤リーダーを呼び、Dr.callをしてもらいました。医師は術中出血が多かった為、出血性ショックを起こしただろうとの事でした。担当医の指示で、点滴の量を増やしていく事になりました。そうすると、血圧90-100台を保っており、胸部の症状も消失したためそのまま様子を見ていくこととなりました。

プリ子と夜間帯時間を利用し、その患者の起きた事を整理していきました。驚いた事に、プリ子は患者が、なぜ血圧低下したのか分からなかったのです。そのため、ショックについて今知ってる事を教えてもらいました。そして知識が足りなかった為、勉強してくるように伝えました。勉強してきた事を次の同じ勤務の時に教えて欲しい事も伝えました。

朝になり、プリ子が申し送りをしていると先輩から「この薬は飲ませたの?」と言う単語が聞こえてきました。なんと、夜間帯血圧低下を起こした整形の患者に降圧薬を飲ませていたことが発覚しました。その後先輩からプリ子は指導を貰っていました。

プリ子がパソコンで記録をしており、さっき何があったのか、プリ子から事の経緯を確認しました。私は、プリ子が血圧再検し、その後、リーダーに報告して、記録をしていると思い、話を聞いていたら、血圧について報告していなかったのです。。。

私は「なんですぐ報告してないの?」と確認しました。プリ子は「リーダーさんが忙しそうで。」と言っていました。私は「それは言い訳だから、今すぐリーダーへ報告してきて。担当医にも報告して、指示を仰がないといけないんだから!」と伝えました。

プリ姉さん

私は正直、あいつは何をしてるんだっ!なんで血圧下がってる患者に降圧薬飲ませたんだ??それすらもアセスメント出来ないの??もう、2年目なのに??って思いました。笑

プリ子は廊下に立っており、リーダーへなかなか声をかけられない様子でした。ようやく、声をかけた時、プリ子はリーダーから色々と指導を貰った様子でした。

その後、プリ子と一緒に、事実を振り返りをしながら、インシデントレポートを記入してもらいました。また、情報のとり方について確認しました。

元々その患者さんは、血圧120mmhg以下で降圧薬をスキップする医師の指示があったのです。私は、その事を把握していたかプリ子に確認しました。

プリ子は「昨日までは覚えていました。」と話しました。プリ子のワークシートを見てみるとその血圧についてメモがありませんでした。

情報が色んなところに書いてあって、バラバラで、自分自身でも分からないと、言っていました。私は「ワークシートは自分が分かるようにする為のメモである事。自分でも分からないのであれば、わかりやすいメモのとり方に変えていかなければならないよね。」と説明する。

そのため、私のワークシートのメモの取り方を説明しながら実際に書きました。参考の為、そのワークシートを本人へ渡していきました。私は「他の先輩達のもっといいメモのとり方とかあるかもしれないから、自分にあったメモのとり方を知っていった方がいいと、私は思います。」と伝えました。

プリ子は「参考にします。ありがとうございます。」と話した。

上記の振り返りで気を付けたこと

1.タイムリーに必要な事だけ振り返る。

2.感情的になりそうな時こそ、深呼吸をして、まず事実のみを確認する。

3.自分の常識が、相手にとっては常識では無いことがあるため、なぜそのように考え、行動をしたのか、頭の中の認識を確認する。

4.相手の理解に合わせて、説明をしていく。必要な時は、実際にやってみせる。

5.プリ子自身でも考えて行動できるヒントを伝えてる。

まとめ

今回の事例では、事前にプリ子から、朝の降圧薬飲ませていいのか先輩に相談する事で防げることが出来たりします。

また、私の反省にもなりますが、血圧が下がった患者の内服薬を、一緒に確認を事前にしていれば防げたと思います。そこまでしないといけないのか??2年目なのに??と思う私もいます。

今回の事例では褒める所がなかったですが、例えを上げるとするならば、ちゃんと、内服について相談を事前にするや、アセスメントをして、朝の降圧薬を一旦スキップし、日中医師が来てから相談して欲しいと申し送ったりする事が出来ていたならば、私は、よく気が付いたねや、よくアセスメントできたねプリ子の事を褒めていたと思います。

振り返りする時、5つのポイント!

1、タイムリーに振り返る

2、なんでインシデントやアクシデントに繋がったのか一緒に考える

3、プリ子が分からないことを言ってても、行動しても感情的に怒らない

4、次に活かすために、どのように考えて行動すればいいか認識の一致をする

5プリ子のいい所を伝える

あなたも1年目や先輩の目が離れてミスが多くなる2年目の時、先輩から指導されることがあったと思います。その時に、嫌な指導をされた事があったと思います。それを、あなたもしていませんか??嫌な指導をあなたもプリ子にしていたら、プリ子はどう思うでしょう。。。

プリセプターを通して、自分自身の行動や言動を振り返るきっかけが出来るのです。

私は、プリ子もプリ姉も互いに人として看護師として成長できる期間だと思っています。